休む ゆるむ
寒い冬。
肩が上がりがちになったり、コートの重みで肩が凝ったりと体の強張りが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
このブログを読んでいただいている方の中で、ヨガのレッスンに参加されたことのある方は、ポーズとポーズの間にリラックスすること(クラスによってはほとんどないクラスもあります)や、最後のシャバアーサナで「休む」というひとときを体感されている方もいらっしゃると思います。
私が提案しているクラスでは、この「休む、ゆるむ」ということに、重点をおいています。
どうしてもポーズを完成することで頭がいっぱいになりがちですが、実は、ヨガの醍醐味は、ポーズをほどくときや、ポーズ後のリラックスする時間にあるといっても過言ではありません。
私たちは普段の生活で身体が緊張する場面が多く、ゆるめるということに慣れていない人が多いです。
そんな中、練習の中でポーズをとっている時間が緊張の時間、そのポーズをほどいた時は身体をゆるめていく時間。緊張からゆるみへと変化していく感覚を味わうことで、こんなにも身体がリラックスできるんだということを知るきっかけにもなります。
身体が温まった感じがしたり、気持ちが落ち着く、もしくは活性化している感覚。
普段は感じられない身体からの声が聴こえてくるように思います。ヨガのポーズは、日常に出てこない動きもたくさんあるので、終わる時を丁寧にしていくと怪我の防止にもなりますよ。
ポーズの初めから終わりまで丁寧にしていると、ヨガの時だけでなく、普段の生活でも丁寧にという思いに気付かされる時もあり、ヨガが日常に広がっていることを実感する瞬間です。
ぜひ、ポーズをほどく時も丁寧に、変化も楽しみながらやってみてくださいね。
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